こんにちは!「&est編集部」の田城です。体型の悩みは人によってさまざまで、服選びにも影響するもの。カバーしたい部分はあっても、上手に体型カバーができるコーデの作り方に悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、体型をカバーするコーデに使えるアイテム、体型カバーのコツを紹介するとともに、具体的なコーデ例を提案します。
目次
体型をカバーするコーデに使えるアイテム
気になる部分を上手にカバーするにはアイテム選びがとても重要。体の中で気になるパーツをさりげなく隠すのはもちろんですが、全体のシルエットを意識すると体型カバーにつながります。まずは体型カバーに使えるアイテムからチェックしていきましょう。
ゆったりめのアイテム
オーバーサイズやビッグシルエット、ドロップショルダーなど、全体的にゆったりとしたデザインの服は体型カバーに使えます。気になるパーツをうまく隠しつつ、ぽっちゃり体型を華奢に見せる効果も期待できます。
丈の長いワンピース
ロング丈・マキシ丈のワンピースは、腰、お尻周り、足など気になる部分を自然にカバーできます。1枚着るだけで簡単にIラインを作れるので、スタイルアップ効果も狙えるアイテムです。
【使用したアイテム】
羽織り系アイテム
カーディガンやジャケットといった羽織りものは、気になる部分をさりげなく隠せるアイテムです。肩掛けなど着方を工夫するとコーデにこなれ感が生まれ、おしゃれに体型カバーができます。
【使用したアイテム】
シルエットやデザインに特徴のあるアイテム
アイテム選びの際は裾のフレアラインやパフスリーブなど、デザインやシルエットにも注目しましょう。
アイテム | メリット |
部分的にデザインが入った服 | デザインに視線が集まり、気になるパーツを自然にカバーできる |
プリーツなど縦ラインが入ったデザイン/ストンと落ちるシルエットの服 | Iラインが強調されるため体型をカバーできる |
【お悩み別】上半身の体型カバーを叶えるコーデのコツ
続いて、コーデで体型をカバーするコツをお悩み別に解説します。カバーしたいパーツは人それぞれですが、年齢を重ねるごとに上半身のラインが気になる女性は多いのではないでしょうか。アイテムを駆使してうまくカバーしてみてくださいね。
【肩幅がしっかりめ】肩を隠しつつ全体のバランスを意識する
肩幅が広い・しっかりしている人は、肩のラインを隠せるアイテムを選びましょう。
アイテム | メリット |
オーバーサイズ/ビッグシルエットのトップス | ● 肩のラインをカバーできる ● ゆったりとしたシルエットで華奢見えする |
ドロップショルダーのトップス | ● 胴と袖の縫い目の位置が低いので、実際の肩の位置をカバーできる |
Vラインのトップス | ● 首周りを露出することで、肩幅をカモフラージュできる |
ジャケット/カーディガン | ● 上から羽織ることで肩を隠せる ● こなれ感を演出できる |
なお上半身にボリュームを出す場合は、下半身をタイトなシルエットにすることでスタイルアップして見えます。逆にトップスのボリュームを控える場合は、ボトムスにボリュームを出せば全体のバランスが取れます。
【使用したアイテム】
【二の腕が太い】袖のデザイン・長さや羽織りもので隠す
二の腕は一番太い部分を隠すと自然にカバーできます。意識したいのは袖のデザインと長さ、羽織りものの活用です。
【使用したアイテム】
袖のデザインは、パフスリーブ・バルーンスリーブ・ドルマンスリーブ・ポンチョスリーブがおすすめ。どれもゆったりとしたデザインで、フェミニンな印象に仕上げられます。カジュアルなテイストが好みなら、袖が長めでゆとりのあるデザインのTシャツを着てみると良いでしょう。
カーディガンなどの羽織りものを肩にかけると、気になる二の腕を隠しつつ、こなれ感を演出できます。
【顔が大きい】首元〜デコルテを見せる
顔の大きさが気になる場合は、Vネック・Uネックのトップスで首周りの肌を見せましょう。顎ラインがシャープな人はVネック、フェイスラインのカーブが緩やかな人はUネックが似合います。
【使用したアイテム】
夏であれば、オフショルダーに挑戦してみるのもおすすめです。首元に加えてデコルテラインも見せられるため、顔周りがすっきりとした印象に。もし肩まで露出するのに抵抗がある場合は、肩を出さずに首元やデコルテを見せられるポートネックを選んでみてくださいね。
【ウエストが太い】裾の長さ・アイテムのデザインでカバーする
【使用したアイテム】
30代・40代・50代と年齢を重ねていくと、ウエスト周りやぽっこりお腹が気になりだすもの。ウエスト周りをカバーするときは、裾の長さやアイテムのデザインに着目しましょう。
アイテム | メリット |
裾の長いトップス/ワンピース | ● 裾の長さでお腹周りを隠せる |
フレアシルエットの服 | ● ふんわりとしたシルエットで、ナチュラルにウエストを隠せる |
ベルト付き/ウエスト部分にギャザーが入っている服/ウエスト位置が高い服 | ● ウエストマークによって、ウエスト周りをカモフラージュできる |
【お悩み別】下半身の体型カバーを叶えるコーデのコツ
「下半身の体型にコンプレックスがある」「加齢によって下半身に肉が付きやすい」「下半身の体型が崩れやすい」といったお悩みを抱えている人も多いはず。そんな人に向けて、お尻や足をカバーするコーデのコツを解説します。
【お尻が大きい】ボトムスのシルエットと重心の位置を意識する
お尻の大きさをカバーしたいときは、ボトムスのシルエットや重心の位置を意識するのがポイントです。
アイテム | シルエット・重心の位置 | メリット |
スカート | 台形タイプ/フレアタイプ | お尻のラインを拾いづらい |
パンツ | プリーツが入ったもの/テーパードシルエット | 下に向かって落ちるシルエットのため、ボリューム感を抑えられる |
【使用したアイテム】
【足が太い】足を隠しつつ、肌見せやシルエットを意識する
足の太さが気になる場合は、ゆったりとしたボトムスで足を隠すのが基本です。
お悩み | おすすめのアイテム |
足全体を隠したい | ワイドパンツ/フレアタイプのロングスカート |
太ももを隠したい | テーパードパンツ |
足の太さをカバーしつつスタイルアップもしたければ、Iラインを意識したアイテム選びがポイントです。ワイドパンツなら下にまっすぐ落ちるシルエットのもの、スカートならペンシルスカートを選びましょう。
コーデを作る際は、太い部分を隠して細い部分を肌見せすると、メリハリが出てすっきりとした印象に仕上がります。
<着こなしの一例>
- キュロットで太ももをカバーしつつ、比較的細いふくらはぎを露出させる
- 9分丈のパンツやクロップドパンツで足首を出す
【使用したアイテム】
【足が短い】ウエストの位置を高くする・視線を足から外す
足の短さが気になる人は、ウエストの位置を高くして足を長く見せましょう。ウエストマークのある服や、ハイウエストのボトムスを取り入れるのがおすすめです。ウエストマークがない服でもベルトを着ければ解決。トップスのフロントインでもすっきりと見せられますよ。
その他、足に視線が集まらないようにするのもポイントです。デザイン性の高いトップスやアクセサリーなど、デザインが目立つアイテムを上半身に取り入れてみてください。トップスの色に対してボトムスの色を暗めにするのも一つの手です。
【使用したアイテム】
着痩せして見えるアイテムの選び方については、以下の記事で詳しく紹介しています。
体型カバーを叶えるコーデ4選
カバーしたいパーツによって使うアイテムは変わります。体型カバーを叶えるおすすめコーデを4つ紹介します。
①ギンガムワンピースとワイドパンツのコーデ
ギンガムチェックのワンピースに、黒のワイドパンツを合わせたコーデです。ドロップショルダーのゆったりとしたワンピースは肩部分をカバーできる優れもの。丸みのあるラウンドヘムのデザインなら、やわらかい印象を与えられます。
下に重ねたワンドパンツはウエストがゴムタイプなので、ウエスト周りが気になる人でもゆったり穿けるでしょう。さらに裾部分のギャザーが作るふんわりとしたシルエットによって、気になる足を隠せますよ。
【使用したアイテム】
【よく似たアイテム】
▼「co;ill nine(コイルナイン)」の商品一覧はこちら
②リネン素材のベストとセンタープレスパンツのコーデ
同素材のリネンを使ったベストとパンツをセットアップで着用したコーディネートです。フレンチスリーブで二の腕を、ウエストゴムのセンタープレスのワイドパンツが足全体をカバーしています。アンドエストオリジナルアイテムで、すっきり見えるようにシルエットやバランスにもこだわりました。どちらも別々にも着用できてコーディネートの幅が広がります。
【使用したアイテム】
③ビックシルエットシャツとパンツのコーデ
コーディネートのアクセントになるような鮮やかなシャツとリネン素材のパンツのコーデです。ゆったりとしたシルエットのビックシルエットのシャツは、裾に向かって広がるAラインシルエットなので体型カバーと着痩せ効果が期待できます。全体的に体のラインを拾わないアイテムを使っていますが、袖をロールアップして細い手首を出してすっきりと見せています。
【使用したアイテム】
④レースブラウスとワイドパンツのコーデ
上品なレースと貝ボタンを使ったブラウスと大胆な柄が目を引くワイドパンツを組み合わせたコーデです。程よい透け感が上品な印象に。ボトムスは落ち感がある生地で広がりすぎずすっきりと履けるシルエットです。更に裾のスリットから除く足首が涼しげに、軽やかさを演出してくれます。
【使用したアイテム】
▼「&est STYLE(アンドエストスタイル)」の商品一覧はこちら
コーデで体型を上手にカバーして、春夏ファッションを楽しもう
体型カバーは、どのパーツをカバーしたいのか決めた上でアイテムを選ぶことが大切です。また、気になる部分を隠すだけではなく、見せ方によっても着痩せ効果は狙えます。本記事で紹介したコツをコーデに取り入れて、春夏のファッションを存分に楽しんでくださいね。