バンドカラーとは帯状になった襟のこと。バンドカラーのシャツはベーシックながらも、おしゃれをアップデートできる便利なアイテムとして、メンズ・レディースともに注目が集まっています。この記事では、バンドカラーシャツについて解説しながら、素敵に着こなす方法やコーデ例を紹介します。
目次
バンドカラーとは?スタンドカラーとの違いや似合う人の特徴
まずはバンドカラーとは何なのか、間違えられがちなスタンドカラーとの違いを紹介。加えて、バンドカラーシャツが似合う人・似合わない人の特徴も一緒に紹介していますので、参考にしてみてください。
バンドカラーとは帯状になった襟のこと
バンドカラーとは襟のデザインを表す言葉で、帯状になった襟を意味します。折り返しがない立ち襟のデザインが特徴で、首周りをすっきりと見せられます。バンドカラーという言葉は、一般的にバンドカラーシャツのことを指している場合がほとんどです。
スタンドカラーとの主な違いは襟の高さ。バンドカラーの方が襟の高さがなく、よりカジュアルな印象を与えます。また、首元に丸みのあるデザインのため、やわらかな雰囲気も出せます。
バンドカラーシャツが似合う人・似合わない人の特徴
丸みのあるデザインのバンドカラーシャツは、ラフな印象を与えるアイテム。似合う人・似合わない人には次のような共通点があると言われています。
似合う人の特徴 | ● 首が細長い ● 肩幅が狭い ● 上半身が華奢 ● 顔立ちが曲線的で幼い |
似合わない人の特徴 | ● 首が短い ● 上半身がしっかりしている |
似合わない人の特徴に当てはまる場合は、シャツのボタンを2つほど外してVラインを作るなど、着方を工夫してみましょう。
バンドカラーシャツをおしゃれに着こなす方法&コツ
次に、バンドカラーシャツをおしゃれに着こなすコツを紹介します。これまで、一般的な三角襟のシャツしか着てこなかった人にとって、バンドカラーシャツは新鮮なアイテムかもしれません。合わせると良いアイテムなど、着こなし方を知っておくと良いですよ。
合わせるボトムスによってテイストを変える
バンドカラーはカジュアルで、どちらかというとメンズっぽい雰囲気が出るアイテム。パンツを合わせると、シックでヘルシーなコーデに仕上げやすいです。
一方、スカートを合わせるとフェミニンさがプラスされ、やわらかなコーデに仕上がります。その日の気分、なりたい印象に合わせてボトムスを変えてみてはいかがでしょうか。
オーバーサイズで旬なシルエットを作る
オーバーサイズのバンドカラーシャツを選べばトレンド感が出ます。ボタンを上まで留めて、シンプルに着こなしてみましょう。サイドスリットがあるものは、抜け感・こなれ感を出せます。コーデのバランスが取りにくい低身長の人にもぴったり。スリットによってウエストの位置を高く見せられ、スタイルアップできますよ。
また、ボトムスのデザイン・シルエットによって幅広い着こなしができる点も、バンドカラーシャツの魅力です。デニムを合わせてカジュアルに、カラーパンツを合わせてきれいめカジュアルになど、雰囲気を変えてコーデを楽しんでみてくださいね。
レイヤードスタイルに取り入れる
バンドカラーシャツをレイヤードスタイルに取り入れれば、コーデをアップデートできます。ニットの中に着て裾からバンドカラーシャツを見せる、ベストを重ねるといったレイヤードテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。
レイヤードは、一般的な三角襟のシャツでもできるテクニックですが、バンドカラーにするとより一層すっきりまとまり、ラフさと上品さを兼ね備えたコーデに仕上がります。ロング丈のバンドカラーシャツとスカートのレイヤードコーデも、洗練された印象にできておすすめです。
羽織りとして着る
スタンダードにシャツのボタンを留めて着るのも良いですが、ボタンを外して羽織りスタイルで着るのも一つの方法。バンドカラーシャツは襟元がすっきりしている分、どんなインナーとも合わせやすいですよ。
その他、バンドカラーのシャツワンピースであれば、ガウン風に羽織るのもおすすめです。体のラインを拾わずにおしゃれ感を高められます。
「co;ill nine」おすすめのバンドカラーシャツコーデ
天然素材を使用し、快適な着心地とリラックス感のあるシルエットにこだわっている「co;ill nine(コイルナイン)」。着やすさや、デザイン性にこだわったバンドカラーシャツを扱っています。ここでは「co;ill nine」のバンドカラーシャツを使ったコーデを紹介します。
ふんわりシルエットのバンドカラーシャツ×パンツ
やわらかい風合いのバンドカラーシャツを使ったコーデです。Aラインシルエットのバンドカラーシャツを着れば、優しげでふんわりとした印象に。ボタンをすべて留めたシンプルな着こなしですが、オーバーサイズ+ゆったりめのパンツの組み合わせで、旬なスタイルに仕上がっています。
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ストライプのバンドカラーシャツ×スカート
ストライプのバンドカラーシャツとスカートを合わせたコーデです。カジュアルな印象のバンドカラーシャツも、ピンストライプと呼ばれる細めのストライプ柄を選ぶことで上品な印象に。スカートと組み合わせればクラシカルなスタイルに仕上がります。
シャツの第1ボタンを外して白インナーを覗かせたり、ボルドーの靴下をコーデのアクセントにしたりと、小技使いが光ります。
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ロングバンドカラーシャツワンピース×スカート
ロング丈のバンドカラーシャツとスカートを合わせたレイヤードコーデです。1枚でもサラッと着られる丈感のシャツも、レイヤードすることで一気に旬なコーデに変わります。シャツの裾部分から、数センチほどスカートを覗かせているのがポイントです。
ロングシャツとスカートの組み合わせは、ボリュームが出て重たくなりがち。しかし、半端袖で肌見せして軽やかさを出し、バンドカラー特有の襟周りですっきりした印象を与えます。
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黒のバンドカラーシャツワンピース×チェックスカート
黒のバンドカラーシャツとスカートを合わせたコーデ。モード感の出る黒のバンドカラーシャツと甘めのギンガムチェックスカートを組み合わせて、テイストをミックスしているのがポイント。靴下は白、靴は黒と、モノトーンにまとめることで甘さを抑えています。
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茶色のバンドカラーシャツ×ベスト
茶色のバンドカラーシャツと、脇ボタンが印象的なベストを重ねたコーデ。デザインが特徴的なベストにシンプルなシャツを組み合わせることで、こなれた印象に仕上がっています。バンドカラーとベストのレイヤードは、ほど良い上品さが感じられる組み合わせです。
【よく似たアイテム】
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清潔感が漂うバンドカラーシャツ×ベスト
綿麻にウールをブレンドした天然素材のバンドカラーシャツと、ベストをレイヤードしたコーデです。シャツとベストを組み合わせたクラシックなコーデで、ベストの脇ボタンがアクセントになっています。
同系色のゆったりしたデザインのパンツとの組み合わせがおしゃれ。足元に持ってきた革靴が良いスパイスとなり、コーデを引き締めています。
【使用したアイテム】
【よく似たアイテム】
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ナチュラルなバンドカラーシャツワンピース×白トップスコーデ
模様や風合いに表情のある素材のワンピースを主役にしたコーデです。比翼仕立てになっているので、前ボタンを開けても羽織ってもサマになる1枚。
シャツワンピースの味を活かすために、綿ジャージを接結したほど良い肉感と、独特の風合いある白のインナーを組み合わせています。ダブルポケットが付いたセミワイドシルエットのパンツを合わせれば、クラシック且つこだわりの効いたコーデにまとまりますよ。
【使用したアイテム】
【よく似たアイテム】
万能で旬なバンドカラーシャツでコーデをアップデートしよう
折り返しではなく、帯状になった襟が特徴的なバンドカラー。バンドカラーシャツは、1枚でボタンを留めて着るだけでもおしゃれですが、羽織りとして着たり、レイヤードアイテムとして取り入れたりすると、ぐっとおしゃれ度が高まります。旬アイテムを手に入れて、ぜひこなれ感のある着こなしを楽しんでください。