こんにちは!「&est編集部」の田城です。
シンプルコーデに挑戦しても、地味に見えたり、野暮ったくなったり、同じアイテムや組み合わせばかりになってしまったり…と、着こなし方に悩む人も少なくないでしょう。本記事ではレディースのシンプルコーデをおしゃれに見せるコツやおすすめアイテム、季節別・年代別のシンプルコーデ例を紹介します。
目次
レディースのシンプルコーデをおしゃれに見せるコツ
シンプルなコーデは、色を使いすぎないのがポイントです。色の数を抑えつつ、1色だけ差し色を入れたり、シルエットのバランスを意識したりすると垢抜けて見えます。まずはシンプルコーデをおしゃれに見せるコツから見ていきましょう。
1. 全身を3色以内に抑える
取り入れる色は、白・黒・グレー・ネイビーなどのベーシックカラーを中心に、全身を3色以内に抑えるとコーデに落ち着きと品が出ます。
1色で統一したいときは、すべてが同じ明るさ・トーンになると、のっぺりとした印象になる場合があるので注意が必要です。ベースカラーが白なら明るいグレー・暗いグレーを取り入れるなど、同系色を組み合わせてグラデーションを作ってみましょう。立体感が出て、スタイリッシュな印象に仕上がります。
2. 差し色を1色入れる
ベーシックカラーの中に1色でも差し色となるアイテムを入れると、全体がより垢抜けて見えます。ただし差し色が目立ちすぎると、落ち着きのあるシンプルコーデのイメージから離れてしまう可能性があるので要注意。
ボトムスやトップスなど、視界に入る面積が大きい部分に差し色を入れる場合は、主張が強くない淡めの色味を取り入れてみましょう。ビビットな赤や青、黄色などの目立つカラーは、バッグ・シューズ・スカーフといった小物を用いて控えめに取り入れるのがポイント。
また柄アイテムやカラーアイテムは、何個も取り入れると幼い印象になるため注意が必要です。ボーダーなどの柄が入っている服は、小物アイテムの柄物を控えると品を保てます。
3. バランスの良いシルエットを意識する
レディースのシンプルコーデをおしゃれにするには、シルエットのバランスも大切です。体型カバーや動きやすさを意識して大きめの服を選ぶと、シルエットにメリハリがなくなり、垢抜けた印象になりきれいない可能性も。
美しいシルエットを作るときは、Iライン・Aライン・Vラインを意識してみましょう。
Iライン | Aライン | Vライン | |
特徴 | ・縦長のシルエット ・ストンと縦に落ちる素材のアイテムを使用 | ・上半身はスマート ・ウエストから足元にかけてボリュームアップ | ・上半身にボリュームあり ・足元にかけてタイト |
効果 | ・縦にすらっとして見える ・低身長をカバーできる ・きちんと感が出る | ・下半身の体型をカバーできる ・柔和な印象を作りやすい | ・足長効果がある ・華奢な上半身をカバーできる |
コーデ例 | ブラウス×ストレートパンツ | 薄手ニット×フレアスカート | ビッグシルエットシャツ×スキニー |
年代別│レディースのシンプルコーデを着こなすコツ
年齢を重ねて生活環境や体型などが変化するにつれ、似合う服は変わってきます。30代、40代がレディースコーデを着こなすコツを紹介します。
30代:品が感じられる「きれいめ」を意識する
30代は仕事や家庭などでステップアップを意識することが増える年代で、気が引き締まるタイミングとも言えます。大人にまた一歩近づく30代には、カジュアルな素材でも品が感じられる「きれいめ」のコーデがおすすめです。
【使用したアイテム】
上質なアイテムを1つでも取り入れると、20代の幼さが抜けた大人っぽいコーデにアップデートできます。さらに心踊るファッションを目指して、Iラインを意識したり首元や足首を見せたりしながら、スタイルアップを狙うのも良いでしょう。
40代:大人の「品格」を意識する
40代になると「仕事場の上司」「子どもの親」など、誰かの模範になるべき瞬間が増えてくるもの。そんな年代だからこそ、品格を意識したファッションが似合います。
カジュアルなコーデでも、光沢感やハリがある上品な生地のアイテムを取り入れてみましょう。ゆったりとしたアイテムばかりの場合は、全体的に重たい印象にならないよう適度に手首や足首、デコルテを出すのがコツです。
レディースのシンプルコーデにおすすめのアイテム
シンプルコーデで活躍するレディースのアイテムを紹介します。シンプルコーデ初心者は、まず以下の3つを押さえておくのがおすすめです。
一枚あれば着回し可能「シャツワンピース」
シャツワンピースは、ワンピースにもアウターにもなる着回ししやすいアイテムです。着回し力が特に高いのは、あらゆる色とマッチする定番の白。無地でも質感を楽しめるリネン・とろみ素材なら、シンプルコーデにさり気ないアクセントを加えられます。
【使用したアイテム】
単体でもレイヤードでも大活躍の「カットソー」
カットソーは単体で使う以外に、ジャケットやコート、ベストなどのインナーにもなる万能アイテムです。ニットやシャツと組み合わせればレイヤードコーデも楽しめます。シンプルコーデに取り入れるなら、やはり使い勝手の良い無地がおすすめ。白やネイビー、ブラウンなどのベーシックカラーのカットソーを何枚か持っておくと便利です。
【使用したアイテム】
年齢を問わず人気の「ワイドパンツ」
ワイドパンツの人気は未だ衰えることがなく、シンプルコーデでも定番のアイテムです。ストンとしたきれいな落ち感がスマートな印象を与えられます。スニーカーにもパンプスにも合うので、幅広いシンプルコーデが楽しめるのも魅力です。
よりスマートな印象が強いIライン・Aラインシルエットのワイドパンツは、縦のラインを強調したいときにも活躍します。
【使用したアイテム】
レディースのシンプルコーデ例【季節別】
季節別にレディースのシンプルコーデの例を紹介します。季節ごとの気温やイメージカラーを取り入れながら、四季折々のシンプルコーデを楽しんでみてください。
【春】ワイドパンツ×ネイビーシャツのナチュラルコーデ
ネイビートップスとベージュのワイドパンツを組み合わせた、やわらかい色合いが春らしいシンプルコーデです。足首と手首を出すことによって、ゆったりシルエットながらメリハリがあります。黒の靴で引き締めて大人らしい品格も出しました。
【よく似たアイテム】
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【夏】シャツワンピースのきれいめコーデ
濃いネイビーのデニムシャツワンピースを主役にした、夏のシンプルコーデです。ワンピースはデニム生地ですが、落ち着いた色味とスタンドカラーのデザインによって、カジュアルすぎず上品な印象を与えます。
足元はローファーで大人っぽく仕上げ、ブラウンのトートバッグでさり気ない差し色を入れているのもポイント。ちょっとしたお出かけや旅行など、さまざまなシーンで活躍するコーデです。
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【秋】秋らしい色合いのカジュアルコーデ
オレンジのワンピースとトッパーカーディガンを合わせた、シンプルながら秋らしく落ち着きと温かみを感じるコーデです。ふんわりと広がるシルエットによって、やわらかく優しいイメージに。全体的にゆったりとしていますが、足元にかけてボリュームのあるAラインシルエットになっているので、メリハリがあって垢抜けた印象を与えられます。
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【冬】レッドニット×ワイドパンツの大人コーデ
暖かなウールのニットをノーカラージャケットで引き締めた、冬にぴったりなコーデ。ベーシックカラーのジャケットで赤色ニットの主張を抑えれば、派手すぎずシンプルにまとめられます。靴とジャケットの色が同系色なので統一感もばっちりです。
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レディースのシンプルコーデ例【年代別】
年齢によって、似合うシルエットやアイテムは異なります。最後は、30代・40代におすすめしたいシンプルコーデを紹介します。
【30代】ベスト×シャツワンピースのこなれコーデ
30代に挑戦してほしいのが、シンプルなシャツワンピースにベストを重ね合わせたコーデ。どちらもシンプルなカジュアルアイテムですが、レイヤードすることで上品さが生まれます。
ボトムスはワイドパンツなので、足を出すのに抵抗がある人も気軽にお出かけできるでしょう。裾にはギャザーが施されていれば、ふんわりとした気取りすぎないシルエットが作れます。忙しい日々でも、リラックスしながらファッションを楽しみたいときに、ぜひいかがでしょうか。
【使用したアイテム】
【40代】シャツ×スカートのきちんとコーデ
40代におすすめしたいのは、シャリ感のある白シャツに黒のスカートを合わせた王道の組み合わせです。どちらも清潔感があるアイテムなので、きちんと感を演出できます。スカートは控えめで軽やかさを感じるシルエットになっており、エレガントな雰囲気を演出できます。正に40代の「品格」に合ったコーデです。
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レディースのシンプルコーデを着こなしておしゃれを楽しもう
ベースカラーを中心に組み合わせると、落ち着きとこなれ感が両立した大人のシンプルコーデが完成します。そこに小物で差し色を取り入れると、遊び心を感じる上級者のおしゃれに。コーデ例やコツを参考に、レディースのシンプルコーデに挑戦してみてはいかがでしょうか。