こんにちは！「＆est編集部」の田城です。
コーデを格上げし、ファッションの楽しみの幅を広げられる差し色。なんだかダサい、いまいち…そんな仕上がりにしないためにも、取り入れ方のコツや色合わせのポイントを理解することが必要です。今回の記事では、差し色をおしゃれに仕上げるコツや差し色に使えるアイテム、実際のコーデ例などを紹介します。
目次
差し色とは？押さえておきたい基本知識
まずは、差し色に関する基礎知識を解説します。差し色を取り入れる前に、差し色とはどのようなものなのか、期待できる効果・メリットを知っておきましょう。
差し色とはコーデのアクセントになるカラーのこと
ファッションにおける「差し色」とは、コーデのアクセントとして一部のアイテムに取り入れるカラーのこと。白や黒、ベージュなどの落ち着いた色合いでまとめたコーデに、アクセントになるカラーアイテムを取り入れるのが基本です。
コーデに差し色を取り入れる効果・メリット
コーデに差し色を取り入れることで得られる効果やメリットは主に3つあります。
1つ目は、コーデにメリハリと軽やかさを出せることです。白、黒、ベージュなどの定番カラーだけでコーデをまとめると、抑揚がなく地味な印象を与える場合があります。
2つ目は、体型の中で気になる部分から視線をそらせること。これは、差し色に視線を集中させる効果があるためです。例えば下半身が気になる人は、首回りや肩などの上半身に差し色を取り入れると良いでしょう。
3つ目は、コーデのマンネリ化を防げることです。カラーアイテムを1点取り入れるだけで、印象をガラッと変えられます。手持ちのアイテムが少なめでも、差し色の取り入れ方次第で雰囲気の異なるコーデを作れるので、ファッションの幅がグッと広がりますよ。
差し色をおしゃれに仕上げるための3つのコツ
差し色を取り入れる時は、取り入れる色の数や割合、色の選び方に気を付けることが大切です。コツを知って、おしゃれな差し色コーデを作りましょう。
1.使う差し色を1色に留める
【着用アイテム】
30代からの上質なファッション＆ビューティをお届け。
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コーデに使う差し色は1色が基本。複数色使うとアクセントが強くなりすぎてしまい、コーデがまとまりにくくなります。2色以上使いたい場合は、少々難易度が高めのテクニックではありますが、イエローとグリーン、ピンクと紫など、近しいカラーや相性の良いカラーを組み合わせると良いでしょう。
2.コーデのベースカラーの補色を差し色に使う
差し色にコーデのベースカラーと同系色、なじむ色を取り入れてもメリハリが出ません。ベースカラーの補色（カラーチャートの対極にある色）を持ってきて、差し色の効果を発揮させてみてください。例えばベースカラーが黒の場合、赤やピンクのカラーアイテムで差し色をするのがおすすめです。
3.差し色の面積をコーデ全体の3割以下にする
差し色の面積は、コーデ全体の2割から3割程度に留めるのがポイントです。広範囲に差し色を入れてしまうと、差し色として取り入れたはずのアイテムがコーデの主役となってしまいます。
差し色はあくまでコーデの中でポイント使いするのがコツ。例えば、靴下・バッグといった面積が小さめのアイテムに差し色を取り入れてみましょう。トップスやボトムスに差し色を取り入れる場合は、差し色が占める面積を小さくすると良いですよ。
ベーシックカラーと好相性な差し色の組み合わせ一覧
差し色は、コーデのメインカラーに合わせて選ぶのがポイントです。以下の表を参考に組み合わせてみてください。
| メインカラー | 相性の良い差し色 |
| ネイビー | 赤系〜テラコッタ、イエロー系、ベージュ、白 |
| ホワイト系 | 赤系〜テラコッタ、ブラウン系〜キャメル、グレー、ライトピンク |
| ベージュ系 | 赤系〜テラコッタ、グリーン系〜カーキ、ネイビー、ディープピンク |
| グレー系 | 赤系、イエロー系、ブルー系、グリーン系〜カーキ、紫 |
| 茶系 | ベージュ系、ピンク、黒、ゴールド、ターコイズブルー |
差し色コーデに使えるアイテムと取り入れ方のポイント
差し色はトップス・ボトムス・小物類、どのアイテムで取り入れるかは自由ですが、それぞれでポイントが異なります。自分が取り入れやすいアイテムを使って差し色コーデに挑戦してみてください。
トップス・ボトムス｜レイヤードして見せる面積を小さくする
差し色のトップス・ボトムスをそのまま着てしまうと、コーデ全体を占める差し色の割合が大きくなってしまいます。そのため、トップス・ボトムスに別のアイテムをレイヤードして、見える面積を小さくするのがポイントです。
トップスはカーディガンやジャケットを羽織るのがおすすめ。ボトムスは上からロングスカートやチュニックを重ねてみましょう。裾からボトムスをチラリと見せれば、ほど良く差し色を効かせられますよ。
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バッグ｜小さめサイズのものに差し色を取り入れる
バッグは差し色初心者でも挑戦しやすいアイテムです。バッグで差し色する時のコツは、色の面積を大きくしすぎないこと。小さめのショルダーバッグ、ハンドバッグなどがおすすめです。コーデにさりげなくカラーを入れることで派手にならず、大人の洗練された印象がキープできます。
【使用したアイテム】
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靴｜鮮やかなカラーを選ぶ
靴はコーデの中でも面積が小さいので、多少華やかなカラーで遊び心をプラスして構いません。カジュアル系のファッションならスニーカー、キレイめなファッションならパンプスのように、テイストに合わせてアイテムを使い分けてみましょう。服の一部に使われている色を靴に取り入れると、コーデにこなれ感を出せます。
靴下｜シックなコーデに取り入れる
カジュアル系、ナチュラル系のファッションには、靴下で差し色するのが特に似合います。子どもっぽい印象にならないよう、黒が多めのシックな印象のコーデに取り入れるのがおすすめです。
また、ピンクやオレンジのような可愛らしい印象のものを避け、赤やブルー、紫などのパキッとしたカラーを選べば大人っぽく仕上がります。
カーディガン｜肩掛け・たすき掛けでアレンジする
季節の変わり目や冷房対策に役立つカーディガンは、差し色アイテムとしても優秀です。差し色として取り入れる場合は、袖を通さず肩に掛けたり、胸元でたすき掛けしたりしてみましょう。アクセサリーを身に着けるような感覚で、いろいろな着方を楽しんでください。
スカーフ｜バッグや頭に巻く
ワンランク上のおしゃれを叶えるなら、スカーフで差し色するのもひとつの方法です。コーデがエレガントな雰囲気に仕上がります。ベーシックなのは首に巻く方法。その他、バッグの取っ手に結んだり巻き付けたり、頭に巻いてヘアアレンジを楽しんだりすると、さらにこなれ感がアップします。
参考にしたい！差し色を使ったおすすめコーデ
差し色を上手に取り入れるためには、実際のコーデを参考にするのもおすすめです。以下では「co;ill nine（コイルナイン）」のアイテムを使った差し色コーデを例に紹介します。
ベージュワンピース×ネイビーカーディガン
ベージュのワンピースにネイビーのカーディガンを羽織ったコーデ。カーディガンのネイビーを差し色で取り入れました。定番カラーの組み合わせではありますが、洗練された印象に仕上がっています。
▼「co;ill nine（コイルナイン）」の商品一覧はこちら
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グレーコート×ブルートップス
コートとボトムスにグレーを使ったシックなコーデです。差し色としてブルーのトップスを合わせています。くすんだブルーはグレーとの相性が抜群。コーデが派手になりすぎることなく、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
【よく似たアイテム】
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▼「co;ill nine（コイルナイン）」の商品一覧はこちら
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差し色に使いたい「コイルナイン」＆「レージーデージープラス」おすすめアイテム
次に、差し色に使いたい「コイルナイン」＆「レージーデージープラス」のおすすめアイテムを紹介します。1枚持っておくと、コーデの雰囲気をガラッと変えられますよ。
Tシャツ｜明るいグリーンがコーデを華やかに！
綿素材にこだわり、型崩れしにくいしっかりとした生地感のプリントTシャツ。ゆったりしたシルエットや身頃のビッグプリント、背中に入ったラインテープなどのデザインがスポーティーな雰囲気を漂わせます。色数の少ないコーデに取り入れることで、差し色として活躍する1枚です 。
【使用したアイテム】
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プルオーバー｜上品なブルーがコーデを格上げ！
シャリ感のあるさらっと軽やかな14番手のリネンを使用したブラウス。袖まわりとサイドから後ろ身頃にかけてあしらわれたギャザーが、上品さを引き立てます。差し色として取り入れる場合は、上からカーディガンを羽織ってブルーの面積を狭くしてみましょう。
【使用したアイテム】
▼14番手リネンプルオーバー
▼「co;ill nine（コイルナイン）」の商品一覧はこちら
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差し色をマスターしてコーデをアップデートしよう
マンネリ化しがちなファッションに差し色を取り入れることで、新鮮かつワンランク上のおしゃれが叶います。今回紹介した差し色の取り入れ方のコツや、ベースカラーと差し色の組み合わせなどを参考に、普段のコーデをアップデートしてみてはいかがでしょうか。
垢抜けファッションについて知りたい方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
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