こんにちは!「&est編集部」の田城です。
ビッグシルエットのアイテムは、着膨れしやすかったり若見えしすぎたりと、大人が着こなすのは難しい…と思っていませんか?コツさえ掴めば、旬のビッグシルエットコーデを上手に着こなせますよ。ビッグシルエットのアイテムを着こなすコツやコーデ例、おすすめアイテムをチェックしていきましょう。
目次
ビッグシルエットとは?
ビッグシルエットとは、肩幅や身幅などがもともと大きめに作られている服のことです。例えばビッグシルエットのMサイズは、通常のMサイズよりもわざと大きく作られています。ただ、通常のMサイズの人が着る想定で作られているので、首回りや着丈は通常サイズと変わらないことがほとんどです。
ビッグシルエットと間違えやすいのがオーバーサイズです。オーバーサイズは、Mサイズの人が着るLLサイズなど、自分の体型よりも大きい服を指します。ビッグシルエットと異なり、首元がゆるい・着丈が長いなど体型に合わないこともあるため着こなしが難しく、上級者向けのアイテムと言えます。
初めて大きめサイズの服を着る人は、オーバーサイズではなくビッグシルエットを選ぶのがおすすめです。
【基本】ビッグシルエットを着こなす4つのコツ
続いて、ビッグシルエットを着こなす基本のコツを4つ紹介します。ルーズすぎず、おしゃれに着こなすためのコツを掴んでおきましょう。
①ほど良いビッグシルエットのアイテムを選ぶ
ビッグシルエットのアイテムを取り入れる際は、身幅が大きすぎないものを選びましょう。あまりにダボダボなサイズ感のものは、子どもっぽくダサい印象を与えることも。肩が落ちるアイテムなら、シルエットのボリュームを抑えられて華奢に見せられます。
通常、ビッグシルエットはシルエット・着丈ともに既定のサイズと変わらないものが多いですが、念のため着丈に注意してください。着丈が極端に長いと足が短く見えるため、お尻が隠れる程度にとどめるのが無難です。
②フェミニンなアイテム・カラーを取り入れる
ビッグシルエットは、合わせるアイテム次第でカジュアルさが強く出てしまうため、メンズライクな印象になりがちです。フェミニンなアイテムを取り入れれば、コーデにほど良い抜け感を出せます。スカートなら、プリーツスカートやレースが施されたものを合わせるのがおすすめです。
また、カラーでフェミニンさをプラスするのも良いでしょう。くすみカラーやペールトーンなどのやわらかなカラーを取り入れることで、大人っぽさを演出できます。
③シルエットやカラーでメリハリをつける
ビッグシルエットのトップスを着るときは、合わせるボトムス選びも重要です。すっきり見せたいなら、ストレートパンツやプリーツスカートなど、縦のラインが際立つボトムスを合わせるのがおすすめ。着膨れが気になるなら、トップスの裾をボトムスにタックインしてシルエットを調整してみてください。
また、上下ともゆったりサイズのアイテムを合わせると、野暮ったく見えてしまう場合もあります。淡い色同士の組み合わせは避けて、引き締めカラーを取り入れるなどメリハリをつけると締まって見えますよ。
④天然素材を選んでシンプルに着こなす
天然素材のアイテムは、ゆったりしたサイズ感のものが豊富。素材を活かしてシンプルに着こなせるため、ビッグシルエットと好相性です。また、天然素材ならではのハリ感があるので、シルエットにボリュームがあっても軽やかさを感じられます。
ただし、着膨れして見えないよう、シルエットやカラー使いに配慮しましょう。長めの丈で落ち感があるアイテムを取り入れたり、同系色でまとめたりすると、すっきりと見えるコーデに仕上がります。
天然素材を使った服については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【アイテム別】ビッグシルエットを着こなすコツ
次に、ビッグシルエットを着こなすコツをアイテム別に紹介します。今年も注目が続くビッグシルエットコーデ。旬な着こなしにアップデートするための参考にしてみてください。
【コート】ルーズさのバランス・シルエットを意識する
コートは存在感がある主役級アイテムです。使い方を間違ってしまうと、ビッグシルエットのコートがルーズでだらしない印象を与えてしまう場合があります。
慣れないうちは足元で軽さを出すのがポイントです。足首を出したパンツスタイルなら、軽さが出てルーズ感を抑えられます。また、ヒールを履けばきちんと感も出せます。
コートの中は、細身のパンツやタイトスカートなどすっきりとしたアイテムがおすすめ。外と中でメリハリがつくようなアイテム選びをしましょう。
レディースコートの種類について、こちらの記事で紹介しています。
【ニット】少なめの色でまとめつつ「三首」を強調する
ビッグシルエットのニットは、やわらかい印象を与えられるアイテムです。しかし、バランスを考えて組み合わせなければ、実際より体が大きく見えてしまう場合も。ワントーンに近い組み合わせにすると、すっきりとまとまった印象に仕上がります。その際、小物にアクセントカラーを入れるとコーデがぼやけません。
また、首・手首・足首の三首を見せるのも、着膨れしにくく華奢に見せるテクニックの一つです。足首が見える丈のパンツやスカートを組み合わせてみてはいかがでしょうか。
【スウェット・トレーナー】きれいめボトムスと合わせる
ビッグシルエットのスウェットやトレーナーは、若すぎる見た目になってしまうこともあるため、いかに大人っぽく着こなすかがポイント。きれいめのボトムスを合わせて、大人っぽさをプラスしてみましょう。スカートならプリーツやレースが施されたものやタイトスカート、パンツなら細身のストレートパンツを選んでバランス良くまとめてみてください。
【使用したアイテム】
【シャツ】きれいさ・フェミニンさ・やわらかさをプラスする
ビッグシルエットのシャツはメンズライクになりがち。小物合わせやロールアップをして、きれいめなカジュアルスタイルにまとめてみましょう。
ボタンを外して抜き襟で着ると、より今っぽくフェミニンな着こなしに。落ち感のある素材のシャツなら、やわらかい印象のコーデに仕上がるでしょう。
【使用したアイテム】
ビッグシルエットアイテムを使ったレディースコーデ
ビッグシルエットアイテムを使った実際のコーデを見ていきましょう。アイテムの素材を活かしてシンプルに着こなしつつ、メリハリが感じられるコーデを3つ紹介します。
リネンロングコートでカジュアルすぎないレディースコーデ
やわらかなリネン素材の薄手ロングコートを羽織ったコーデです。春一番に着られるリネン100%で、着心地も抜群。足首を出して足元を軽く見せることで、ルーズな印象を抑えられます。ボトムスと靴を黒のワントーンで揃えると上半身とのメリハリがつき、コーデが引き締まります。
【使用したアイテム】
▼「co;ill nine(コイルナイン)」の商品一覧はこちら
前開きデニムコートで作るIラインコーデ
綿麻デニム素材のコートが主役のコーデです。ビッグシルエットながら軽めのデニム地なので、コーデが重たくなりすぎません。ノーカラーの首元はすっきりとした見た目に。
手首・足首が見えるため、華奢な印象を与えられるでしょう。明るいカラーのインナーをレイヤードすれば、コーデにメリハリを出せます。
【使用したアイテム】
▼「co;ill nine(コイルナイン)」の商品一覧はこちら
レイヤードのコツやNG例など、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
シャツワンピースを使った、やわらかな印象を与えるコーデ
上質なリネンをシャンブレー織りにしたワンピースを使ったコーデです。うしろ身頃にはギャザーがたっぷりと施されており、ゆったりとしたシルエットがおしゃれ。前後差のあるカーブフォルムがよりやわらかな印象を与えます。前留めしてワンピースとして、羽織ってロングシャツジャケットと、2WAYの着こなしが可能です。
【使用したアイテム】
▼「co;ill nine(コイルナイン)」の商品一覧はこちら
ビッグシルエットコーデにおすすめのレディースアイテム
リネン素材のシャツとチェック柄ワイドパンツのコーデ
「co;ill nine(コイルナイン)」の14番手のリネンブラウスは、さらっとした肌触りで雰囲気のある1枚です。全体のサイズはゆったりとした作りながらも、落ち感のある生地ですっきりとしたシルエットに仕上がっています。ボタンを開けて軽い羽織としても使えるのでロングシーズン着回しが効きます。カラーは5色展開。ぜひお気に入りのカラーを見つけて、ビッグシルエットコーデに取り入れてみてくださいね。
【使用したアイテム】
▼「co;ill nine(コイルナイン)」の商品一覧はこちら
ゆったりとしたサイズ感のワンピース
【使用したアイテム】
「Liv-Ent(リヴェント)」のゆったりとしたシルエットのワンピース。デニムやカーゴパンツとあわせたカジュアルな着こなしや、ストールなどを合わせて着こなすのもおすすめです。
【使用したアイテム】
ビッグシルエットを使ったレディースコーデはアイテム使いが鍵
若見えしがちなビッグシルエットをおしゃれに着こなすコツは、合わせるアイテムや着方を工夫すること。体型に合うものを選んだり、フェミニンなアイテムを取り入れたりすることで、上品な大人のビッグシルエットコーデが完成します。ぜひこの記事を参考に、旬のおしゃれを楽しんでみてください。