こんにちは!「&est編集部」の田城です。
ワイドパンツは「着こなし方がわからない」「太って見えそう」「コーデが難しそう」と思われがちなアイテムです。しかし、選び方や他アイテムとの組み合わせ方を考慮すればおしゃれに着こなせます。本記事ではワイドパンツの着こなし方をお悩み別に解説。体型カバーが叶うコーデと、大人の女性におすすめのコーデも紹介します。
目次
【お悩み別】ワイドパンツの着こなし方
ワイドパンツは下半身にボリュームが出るアイテムなので、着こなしが難しいと感じる人もいるでしょう。ワイドパンツの着こなし方をお悩み別に紹介します。
【下半身がしっかりめ】素材選びや肌見せでカバーする
下半身がぽっちゃりしている人がワイドパンツを穿く場合は、軽やかに着こなせる素材を選んだり、肌見せしたりするのがポイントです。揺れる素材ややわらかい素材なら、下にストンと落ちるので下半身のボリュームを抑えられます。また、足の中でも細い足首を見せてすっきりした印象にするのもコツです。
【上半身がしっかりめ】下半身をボリューミーにする
上半身がしっかりめの人は、下半身にボリュームを持たせて上下の差をなくすのがポイント。上半身のボリュームが前面に出ずにカモフラージュされ、着痩せして見えます。デニムのような厚めの生地で作られたワイドパンツ、フルレングスのものがおすすめです。
その他、コーデの中で主張したい色味をワイドパンツに持ってくるのもポイントです。視線が下半身に集中するため、上半身のボリュームをカバーできて細見えします。
【身長が低い】コンパクトな着こなしを意識する
低身長の人が横に広がったワイドパンツを穿くと、ダボっとした印象になりがちです。トップスインしてすっきり見せる、幅が広がりすぎていないものを穿いてシャープに見せるなど、コンパクトな着こなしを意識しましょう。
【足が短い】ウエストの位置を高く見せる
足の短い人がワイドパンツを穿くと、丈が余って足の短さが強調されてしまうことも。ウエストの位置を高くして、脚長効果を狙いましょう。ハイウエストのワイドパンツを穿いて腰の位置を高くする、トップスインする、短めのトップスを着るなど、少し工夫するだけで足を長く見せられます。
【全体的にぽっちゃりしている】腰回りをカバーする
全体的にぽっちゃりしている人は、腰回りをカバーするのがポイントです。ウエスト部分が隠れるように、ジャケットやカーディガンを羽織りましょう。
レイヤードコーデを取り入れるのも一案です。例えば、大きめのTシャツにベストを組み合わせれば、レイヤードしたTシャツで腰回りをカバーしつつ、上半身をコンパクトに見せられます。
【年相応に見えない】大人っぽいカラー・テイストを意識する
ワイドパンツを穿くと子どもっぽく見えてしまう人は、大人っぽさが感じられるベージュや暗めカラーのワイドパンツを選びましょう。また、以下のように大人っぽいテイストを意識することも大切です。
ファッションのテイスト | 活躍するアイテム |
フォーマル | ブラウス、シャツ |
ハンサム | ジャケット |
モード | モノトーンのアイテム |
体型カバーが叶う、おすすめのワイドパンツコーデ
ワイドパンツは、うまく取り入れれば体型カバーも叶うアイテムです。
ここからは、大人の女性に向けて何年でも着たくなるこだわりのアイテムをご提案する「&est STYLE(アンドエスト スタイル)」のコーデ例をもとに、体型カバーが叶うおすすめのワイドパンツコーデを紹介します。
レースブラウス×柄ワイドパンツのコーデ
ロング丈のワイドパンツと、貝ボタンが上品なレースブラウスを合わせたコーデです。落ち感のある素材と、スリットやサンダルによる肌見せ効果で下半身をすっきりと見せられます。
柄の入ったワイドパンツを穿く場合は、上半身に無地のトップスを着てバランスを取るのがポイント。顔まわりがすっきりとし、着痩せして見えます。
【使用したアイテム】
緑カーディガン×スリット入りワイドパンツのコーデ
緑のカーディガンとスリットの入ったワイドパンツを合わせたコーデです。上下で色のコントラストをつけると、すっきりした印象に仕上がります。カラーを取り入れた上半身に視線が集中するので、下半身のボリュームをカバーできるでしょう。
【使用したアイテム】
30代・40代・50代におすすめのワイドパンツコーデ
次に、30代・40代・50代の大人の女性におすすめのワイドパンツコーデを紹介します。ワイドパンツを上手に着こなすことで、大人の女性ならではの魅力を引き出すことができます。
黒のブラウスブルゾン×黒ワイドパンツのモノトーンコーデ
黒のブラウスブルゾンとワイドパンツに、白のインナーを合わせたコーデです。すべてのアイテムを黒と白のモノトーンにすることで引き締まって見えるだけではなく、上品で大人っぽい印象に。ショート丈のブラウスブルゾンと白のインナーのトップスインによって腰の位置を高く見せられるので、スタイルアップ効果も期待できます。
【使用したアイテム】
白ブラウス×黒ワイドパンツのモノトーンコーデ
こちらも、白のブラウスと黒のワイドパンツを組み合わせたモノトーンコーデです。やわらかな美しさが感じられるブラウスをワイドパンツに合わせることで、大人っぽくきれいめな着こなしに。上下ともゆったりとしたシルエットですが、きちんと感のあるシャツとボリュームが控えめなワイドパンツによって、ラフすぎず大人っぽい印象に仕上がっています。
【使用したアイテム】
おしゃれな着こなしに仕上がる、ワイドパンツの選び方
最後にワイドパンツの選び方を紹介します。どんなシーンで穿くか、またはどのようなテイストに仕上げたいかによって選び方が異なります。コーデの雰囲気をイメージしながら選んでみましょう。
コーデのテイストに合わせて選ぶ
コーデのテイストに合わせてワイドパンツを選ぶと、日常使いしやすい1本を見つけられます。
<お仕事用のきれいめコーデ>
センタープレスが入ったワイドパンツはきれいな印象に見せられます。カラーはブラックが無難ですがグレーもおすすめです。グレーはブラックと同様どんなアイテムとも合わせやすいので、1本持っておくと重宝しますよ。
<カジュアルコーデ>
カジュアルコーデに活躍するのがデニムのワイドパンツです。トレンドに左右されないため、1本を長く穿きたい人にぴったり。その他カーキのワイドパンツも向いています。
ただし、ワイドパンツを使ったコーデはカジュアルになりすぎないよう要注意。トップスを腕まくりしたり足首を見せたりと、適度な肌見せで抜け感をプラスするのがポイントです。
<フェミニンコーデ>
フェミニンコーデには、裾がひらひらとしたシルエットのワイドパンツがおすすめです。プリーツやスリットが入ったものもテイストにマッチします。カラーは優しい印象のベージュやホワイトなどを選ぶと良いでしょう。
季節に合った素材で選ぶ
春夏はリネンやコットン、シアーといった軽やかな素材のワイドパンツがおすすめ。リネン素材なら、夏の暑い時期でもサラリと快適に穿けます。一方、秋冬は、ウールやコーデュロイ、ベロアなど、温かみのある素材がぴったりです。
ワイドパンツの丈で選ぶ
丈の長さはワイドパンツによってまちまち。丈感によって仕上がりの雰囲気が変わります。
丈 | 仕上がり |
10分丈 | 垢抜けた着こなしに仕上がる |
アンクル丈(足首が見える程度) | 軽さやすっきりさを出せる |
7分丈 | 可愛さをプラスできる |
体型・年齢に合ったワイドパンツで、おしゃれな着こなしを
難しいと思われがちなワイドパンツですが、実は幅広いお悩みを解決しつつおしゃれに着こなせるアイテム。体型や年齢に合わせた選び方・着こなしをすることで、自分に似合うコーデが完成します。どの部分をカバーしたいか、どのように見せたいかを考えながら、ワイドパンツを取り入れたおしゃれな着こなしを楽しんでみてくださいね。