こんにちは!「&est編集部」の田城です。
「少ないアイテムでの着回し術を身に着けたい!」という人は、ワンシーズンを7着で着回す方法を試してみませんか?この記事では少ない服の中でできる着回し術を、おすすめの基本アイテム・コーデ例に分けて紹介します。ミニマムにファッションを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
着回し術のコツ|ワンシーズンで7着あれば楽しめる!
ワンシーズンの着回しは、最低7着あればできるとされています。オールシーズン着回すことを考えるなら10着程度が目安。ベーシックなアイテムを中心にしつつ服の系統を揃え、トレンド感のあるものも少し持っておくのがコツです。
着回し術を身につけると服が増えづらくなるので、クローゼットが整理されてコーデ選びも楽になります。自然とお気に入りの服ばかりが残るため、いつも好きな服を着られるのも嬉しいポイントです。
着回し術①|たくさんの組み合わせが叶う万能アイテムを揃える
「これを持っていれば着回しできる!」そんな基本アイテムを7つ厳選して紹介します。
1、コンパクトな着丈の「カットソー・ニット」
確実に持っておきたいのは、ベースカラーのカットソーやニットです。きれいめスタイル、カジュアルスタイルどちらにも使えます。パンツにもスカートにも合わせやすい、コンパクトな着丈のものを選ぶのがポイントです。
さらにクルーネックは万能で、カラーアイテムとも好相性。ニットは秋・春なら薄手、冬なら厚手など、季節に合わせて選びましょう。
【使用したアイテム】
2、羽織り・トップスとしても使える「カーディガン」
カーディガンは羽織りとしてはもちろん、ボタンを閉めればトップスとしても使える優秀アイテム。着回し力が高く、困ったときの救世主になります。カットソーや薄手ニットとのレイヤードの他、ワンピースに重ねたり、袖を通さず肩にかけたりするのも素敵です。差し色として使いたいなら、カラーカーディガンを選んでみて。
【使用したアイテム】
3、きれいめコーデに欠かせない「シャツ・ブラウス」
シャツやブラウスはきれいめコーデの必需品。スカートにもパンツにも合わせやすく、重ね着しやすい無地が着回しに向いています。黒・紺・ブラウンのボトムスと合わせれば大人っぽく、デニムパンツを合わせればカジュアルになるので、オンオフで兼用可能です。ボタンを開けて着れば、羽織りとしても使えます。
【使用したアイテム】
4、トップスを引き立てる「ロングスカート」
ロングスカートは、かわいらしさや品格を演出したいときに活躍するアイテムです。黒や紺などのベーシックなカラーなら、着回しもしやすいでしょう。ニットと合わせればきれいめに、ベストやジレを重ねればカジュアルに着られます。大きめのトップスを合わせると、ほど良い抜け感も演出できます。
【使用したアイテム】
5、きれいめ・カジュアルにも使える「アンクル丈パンツ」
アンクル丈のパンツは足首が出るため、自然と抜け感を出せます。カジュアルはもちろん、シャツやブラウスと合わせてきれいめスタイルにすることも。色やデザインはシンプルで、カジュアルすぎないシルエットのものを選ぶのがコツです。
【使用したアイテム】
6、コーデに迷ったら「シャツワンピース」
1枚でコーデが完成するシャツワンピース。ベストやジレと合わせたり、カーディガンを羽織ったりと、組み合わせの幅が広く着回しやすいのが魅力です。前ボタンを開ければロング丈の羽織りになり、ボトムスを合わせればチュニックのようにも着こなせます。特にどのアイテムにも合わせやすいのは白のシャツワンピースです。
【使用したアイテム】
7、トレンドアイテムの「ベスト・ジレ」
ベストやジレは、シンプルなコーデを垢抜けさせたいときに便利な一品。シャツやカットソーはもちろん、ワンピースにもレイヤードできます。重ねるだけでベースアイテムの表情が変わるため、一つ持っておくと着回し力が高まるでしょう。
着回し術②|コーデのレパートリーを増やして最大限に楽しむ
少ない服で着回しをするのは難しいと思われがちですが、実際は10着もあれば20通り以上ものコーデが考えられます。ここでは着回しコーデのレパートリーを増やすコツを3つ紹介します。
1、アイテムの系統を統一して着回しやすくする
最低限の服でコーデを組むには、カジュアルやフェミニンなどコーデの系統を統一することが重要です。自分の定番スタイルを決めて服を揃えれば、自然とどの組み合わせもマッチするようになります。自分に似合う系統、長く着回しができる系統などを研究し、効率良く着回しできるようにしてみてはいかがでしょうか。
2、ベーシックアイテムをベースに差し色を取り入れる
何にでも合いやすいベーシックなトップス・ボトムスをバランス良く持っておくと、着こなしの幅が広がります。
ただし、ベーシックなデザインの服ばかりのコーデでは遊び心に欠けてしまう可能性も。マンネリ感を減らすには、差し色となるアイテムも用意しておくのがコツです。バッグや靴、靴下などでアクセントとなるカラー・素材のものをぜひ取り入れてみてください。
3、小物の取り入れ方を工夫してレパートリーを増やす
少ない服でも多様にコーデの表情を変えられるよう、小物の取り入れ方のパターンを増やしましょう。同じ服でも、華奢なネックレスやピアスを身に着けると上品なコーデに仕上がり、大ぶりなものだと個性を表現できます。アクセサリーだけではなく、差し色となるバッグや靴、華やかなスカーフも使い勝手が良くおすすめです。
着回し術を取り入れたコーデ3選
ここからアイテム別に着回しコーデを紹介します。トップス・ボトムス・ワンピース、それぞれ合わせるもの次第で表情が変わるので、いろいろなパターンを試してみてはいかがでしょうか。
1. カラーシャツの着回しコーデ
まずは、春らしいイエローのシャツを使った着回しコーデを紹介します。
こちらは落ち着きと清潔感があるベージュのロングスカートとの組み合わせです。カジュアルな着こなしながら品が感じられます。
デニムパンツを合わせた、春らしく爽やかなコーデもおすすめ。カジュアルになりすぎないよう、靴はダークカラーで引き締めているのがポイントです。
【使用したアイテム】
2. アンクル丈パンツの着回しコーデ
続いてアンクル丈パンツを使った着回しコーデです。
同素材のトップスと合わせたコーデは統一感があり、シルエットのバランスも良好。首・手首・足首の3首が見えてスタイルアップ効果も狙えます。
リネンワンピースにアンクルパンツを合わせたコーデです。
リラックスムード漂うシンプルなワンピースにパンツを組み合わせることで、コーデにメリハリが出て簡単におしゃれ上級者に。ワンピースも、ボタンを開けてロング丈の羽織りものとしても着回せます。
【使用したアイテム】
こちらはパンツ以外をグレーで統一したコーデです。パンツの濃いカラーが引き締め効果をもたらしています。
【使用したアイテム】
3. リネンベストの着回しコーデ
リネンベストを使った着回しコーデも見ていきましょう。
トップスとボトムスを同じトーンの色で合わせ、まとまりを出したコーデ。やわらかい色ばかりではなく、靴を黒にすることでメリハリもあります。
シャツワンピースにベストをレイヤードすると、また違った印象に。同じベスト×ワイドパンツの組み合わせでも、トップスの着丈が変わるだけで雰囲気が変わります。
【使用したアイテム】
着回しコーデにおすすめのアイテム
「&est STYLE」の3WAYジップアップワンピースに、ボーダークルーネックロンTを組み合わせたコーデです。着回し力の高いワンピースで、ファスナーを閉めれば前後どちらでもジャンパースカートとして活躍します。
このように、ファスナーを開けばジレ風に着られます。左右にポケットがあり、使い勝手が良いのも嬉しいポイントです。
【使用したアイテム】
着回しアイテムの買い換え時は?
服を買い替える主なタイミングは、服自体の傷みや汚れが気になるようになったとき、もしくは自分に似合わないと思うようになった場合です。
「シミ・黄ばみ・よれ」が目立つようになったとき
服を捨てる理由で多いのは、「服自体が傷んできたから」です。洗濯やクリーニングで落ちないシミや黄ばみの他、色落ちやほころびも捨てる理由になります。ハリのある生地の場合は、ハリがなくなったり、くたびれたりしてきたら買い換え時と言えるでしょう。
「似合わない・もう着ない」と感じたとき
以前から着ていた服が「似合わない」と感じるようになったら買い替え時かもしれません。また、サイズ感が合わず着心地が悪いために着ていない服、体型や好みの変化で自然と着なくなったものも同様です。
着回し術はアイテム選びがカギ!コツを掴んで最大限楽しもう
ワンシーズン着回しに最低限必要なのは7着程度です。アイテム選びと着回しのコツを押さえておけば、限られた服でも十分に楽しめるようになります。トップスとボトムスをバランス良く持つ、デザインの系統を統一する、ベーシックな服をベースに小物でアクセントをつけるなどがポイントです。
万能アイテムと着回し術を押さえて、ミニマムにファッションを楽しんでみませんか?