こんにちは!「&est編集部」の田城です。
うねりやはね、ボリュームが出てまとまりにくいくせ毛。髪の悩みとして挙げられることも多く、外出前に直すのが大変と悩んでいる人は少なくありません。しかし、適切なケアをすればストレートヘアを手にすることは可能です。今回はくせ毛の種類や原因について解説し、また、くせ毛の直し方とおすすめアイテムも紹介していきます。
目次
くせ毛の種類は4つ
くせ毛は髪がはねたり、うねりが出たりする髪質のことですが、大きく4種類に分類されます。それぞれの特徴を紹介します。
くせ毛の種類① 波状毛(はじょうもう)
波状毛は波のようにうねりのあるくせ毛で、波の大きさによって見え方が変わります。雨の日など湿度が高くなると髪が膨らみ、広がってまとまりにくくなるのが特徴です。
くせ毛の種類② 縮毛(しゅくもう)
くせ毛の中でも、特にくせが強いのが縮毛です。強く縮れて全体的にボリューム感が出ます。髪の毛同士がなじみにくいため広がりやすく、水分が少なくてパサつきやすいのが特徴です。
くせ毛の種類③ 連珠毛(れんじゅもう)
髪の毛を触ると細いところと太いところがあり、でこぼこと数珠をつないだようになっている毛は、連珠毛と呼ばれます。細い部分は切れやすいため、枝毛などのトラブルが起きやすいのが特徴です。
くせ毛の種類④ 捻転毛(ねんてんもう)
捻転毛とは髪の毛がらせん状になり、縄のような状態になっているくせ毛のこと。くせが強い場合はカールしたように見え、弱い場合はストレートにも見えます。
くせ毛の原因は大きく分けて2つ
くせ毛の原因は先天的(遺伝)と後天的の2つに分けられます。自分がどちらに当てはまるか確認してみましょう。
遺伝が原因:先天的なくせ毛
先天的なくせ毛は遺伝が原因のため、根本的に治すのは難しいでしょう。生まれつき髪内部の水分量バランスが偏っているため、湿気の多いときにクセが出ます。
さらに、毛穴や毛根にゆがみがあると生えてくる髪にうねりが出ることも。生まれつき毛穴がゆがんでいる人は年齢を重ねることで頭皮がたるみ、髪がうねる場合もあります。
生活習慣や年齢が原因:後天的なくせ毛
後天的なくせ毛は、ストレスや毛穴詰まりといった生活習慣や、年齢などが原因です。ストレートからくせ毛に髪質が変化するケースもあります。ただし原因が遺伝ではないため、髪や頭皮のケアによる改善が期待できます。
【即効性あり】くせ毛の直し方3つ
くせ毛をストレートにする方法には、パーマのように即効性のあるものと、内側から徐々に改善していく方法があります。まずは即効性のあるくせ毛の直し方から紹介します。
くせ毛の直し方① ストレートパーマをかける
ストレートパーマは、パーマをかけた髪をストレートに戻す際にかけるもの。そのため、本来はくせ毛を伸ばすためにかけるパーマではありません。強いくせやうねりには向いていませんが、髪へのダメージが比較的少ないのが特徴です。軽いくせ毛や、ボリュームを抑えたいときに適していて、くせ毛を活かしたヘアスタイルを楽しめます。
くせ毛の直し方② 縮毛矯正をかける
くせが強い場合は、ストレートパーマよりも縮毛矯正がおすすめ。薬剤とヘアアイロンの熱の力でくせを伸ばすため、うねりが強いくせ毛もストレートにできます。施術した部分は半永久的にストレートの状態です。
ただし、縮毛矯正は強い薬を使うため髪に負担がかかります。また、ストレートパーマよりも費用がかかるので、気になる人は美容師さんに相談してみましょう。
くせ毛の直し方③ ヘアアイロンを使う
自宅でストレートヘアにしたい場合は、ヘアアイロンを使う方法があります。ヘアアイロンは熱の力で髪をストレートにするアイテム。根元から毛先へ向かって、優しくすべらせるようにして使うのがコツです。濡れた髪はキューティクルが開いた状態のため、そのままヘアアイロンをかけるとダメージを与えます。髪を守るため、ヘアアイロンは乾いた髪に使用しましょう。
なお、くせが強い髪の毛の場合は、ストレートアイロンを使っても数時間でくせが出てしまう場合も。ストレートヘアをキープしたいのであれば、ストレートパーマや縮毛矯正を検討した方が良いかもしれません。
【内側から改善】くせ毛の直し方
後天的なくせ毛は、内側からケアすることで改善が期待できます。生活習慣やシャンプーの選び方など、くせ毛を内側から改善する方法を紹介します。
くせ毛の直し方④ 生活習慣を見直す
後天的なくせ毛を改善するには、ホルモンバランスの調整や、ストレスの軽減が大事です。髪に良い栄養素を摂取したり、睡眠を十分にとったりと、生活習慣を見直しましょう。髪に良い栄養素と、その栄養素を多く含む食材は以下の通りです。
髪に良い栄養素 | 栄養素を多く含む食材 |
タンパク質 | 豚肉、鶏肉、マグロ、真アジ、卵 |
カルシウム | 牛乳、いわし、ししゃも、チーズ |
ビタミンA | レバー、うなぎ、海苔、バター |
亜鉛 | 牡蠣、イワシ、豚レバー、チーズ、ごま、アーモンド |
鉄分 | レバー、牛肉、マグロ、カツオ、煮干し |
くせ毛の直し方⑤ ブラシを使いながらドライヤーをかける
髪を洗った後は、ブラシでくせを伸ばしながらドライヤーで乾かします。髪の根本から下に向かって、くせを伸ばすように軽く引っ張りながら乾かすとボリュームを抑えられます。
ドライヤーである程度乾かしたら、冷風に切り替えましょう。冷風でキューティクルを閉じることで、クセが出るのを防げます。濡れたまま放置すると乾燥によってくせが強く出る可能性があるので、必ずドライヤーで乾かすことが大切です。
くせ毛の直し方⑥ 美容室で髪質改善トリートメントを行う
髪質改善トリートメントをかければ、サラッとしたツヤのある髪に近づけます。薬剤と熱を使うことで髪内部の結合を修復し、髪質自体を変えていきます。弱いくせなら改善する場合もあるので、試してみてはいかがでしょうか。
くせ毛の直し方⑦ シャンプーやコンディショナーを変える
くせ毛に悩んでいる人は、シャンプーやコンディショナーを見直すのも一つの方法です。洗浄力の強いシャンプーは、毛穴詰まりや頭皮の乾燥の原因になることも。頭皮に必要な油分を落とすと皮脂が過剰に分泌され毛穴を詰まらせます。
また、頭皮の乾燥により毛穴が広がると、老廃物が溜まりやすくなります。毛穴詰まりや乾燥は、後天的なくせ毛の原因となる可能性があるため、洗浄力が強すぎず、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶのがおすすめです。
くせ毛やうねりを軽減!おすすめのシャンプー&コンディショナー
くせ毛やうねりの大敵、「湿気」。サラサラヘアを手に入れるためには、毛髪の内部へ必要なうるおいを与え、 外気からの湿気をしっかりブロックすることが大切です。
「&est(アンドエスト)」の 「エクストラアミノシャンプー」は、くせ毛ケア成分「ヘマチン」を配合。毛髪ケラチンと結託して毛髪の補修を行い、ダメージをケアすることで、くせ毛やうねりを軽減します。
また、低刺激かつ泡切れも良くきしみ感も少ない、タウリン系・ベタイン系・シルク系アミノ酸洗浄成分も配合しており、頭皮に必要な油分はきちんと残しながらさっぱり洗い上げ、まとまりのある髪に導きます。
同ラインの「エクストラシルクトリートメント」にはケラチンタンパクが配合されているので、シャンプー後に使用することでサロンレベルのダメージ補修×保湿を叶え、ハリ・ツヤを高めてくれるでしょう。
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くせ毛の原因に合った直し方でストレートヘアに
くせ毛の原因は先天的と後天的の2つに分かれます。遺伝が原因の先天的なくせ毛には縮毛矯正やパーマが効果的です。後天的なくせ毛の場合は、正しいセルフケアで改善される可能性があります。自分のくせ毛がどちらのタイプなのかを見極めて、適切な直し方でストレートヘアを手に入れましょう。