こんにちは!「&est編集部」の田城です。
季節の変わり目は服装に悩んでしまうもの。「秋服っていつから着れば良いの?」「何から取り入れれば良い?」と迷ってしまう人もいるでしょう。そこで今回は、秋服を着るタイミングや夏服からの上手な移行のコツ、さらに季節を先取りしたコーデ・秋真っ只中に楽しめるコーデまでを詳しく紹介していきます。
秋服はいつからOK?準備するタイミング
秋物を着始める時期は、9月中旬から下旬にかけてが一般的です。10月に入ると秋服が本格的に大活躍すると言えます。
ただし気候は地域差があるので、秋服を着るかどうかタイミングに迷ったら気温を判断基準にするのがポイント。移行の目安は最高気温が25度未満、最低気温が20度以下です。「◯月頃から……」と時期にとらわれすぎず、気温の変化に合わせて秋物を取り入れてみましょう。
ちなみに秋物は8月から店頭で販売が始まり、10月頃にはもう冬服にシフトしてしまいます。先取りコーデをしたい人は早めに購入して、気温の変化に備えておくのがおすすめです。
秋服を取り入れる5つのコツ
気温を目安にして夏服から秋服に移行しても、暑くて汗をかいたり、人によっては季節感がないと感じたりする場合も。そうならないための、秋服を取り入れる5つのコツを紹介します。
1. 小物や靴を秋物にシフトする
小物なら、気温に関係なく残暑が続く時期でも秋物を取り入れられます。秋小物はファーやレザー素材を使ったバッグ・靴など、バラエティ豊か。1点取り入れるだけでも秋らしい雰囲気になって素敵です。
「おしゃれは足元から」という言葉があるように、靴に季節感を取り入れるとおしゃれ上級者に見えます。サンダルからファーサンダル、ショートブーツ、ローファーにシフトしてみてはいかがでしょうか。
2. カラーを秋色に変える
秋っぽい落ち着きのあるカラーのアイテムを取り入れるだけでも印象が一気に変わります。
秋カラーの一例 | ・ブラウン ・ボルドー ・ベージュ ・カーキ ・モスグリーン ・マスタードイエロー ・ネイビー ・グレー ・ブラック |
全体が暗い印象になるのが気がかりであれば、最初は明るいカラーのアイテムと組み合わせて着用するのがおすすめ。秋が深まるにつれて、ダークトーンに変えてみましょう。
3. 柄で秋らしさを取り入れる
チェックやレオパードといった柄は、秋物の定番です。トップス・ボトムス・小物のどれでも、コーデのどこかに取り入れるだけで秋ファッションを先取りできます。
存在感があるレオパード柄は、コーデのアクセントとして小物に取り入れるのがおすすめです。もし面積の広いものに取り入れるなら、淡い色味にしてみるなどカラー選びを工夫してみて。例えば、淡いピンクのレオパード柄だとやわらかい印象に仕上がり、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
オールシーズン人気の花柄を秋服で取り入れるなら、上で紹介した秋らしいカラーのものを選んでみてください。
4. 素材を秋物にチェンジする
ファッションで季節感を出すには、素材も大切です。秋っぽさを感じる素材はコーデュロイやベロア、ツイード、スエード、薄手のニットなど。こうした素材の服を取り入れることで、簡単にこなれたコーデに仕上がります。
なお、ベロア素材は洋服で取り入れると一気に冬っぽくなってしまうので、秋は靴やバッグに取り入れるのがおすすめです。
5. 羽織りもので調整する
気温が変動しやすい秋は、羽織りもので服装を調整するのもコツの一つです。夏服に薄手のジャケットやカーディガン、シャツ、パーカーなどを羽織ってみましょう。
暑いときはジャケットを肩がけしたり、シャツワンピースの前ボタンを開けて羽織ったりと、着こなしを工夫すれば体温調整をしつつ、おしゃれ見えも叶います。半袖のような夏物アイテムでも、羽織ることによって秋の装いをつくれて季節の先取りができます。
季節を先取り!大人女性におすすめの秋服コーデ
残暑が厳しくても、秋服を取り入れたおしゃれは可能。ここでは、大人女性におすすめの季節を先取りした秋服コーデを紹介します。
イエローのシャツ×ベージュのスカートでつくる同系色コーデ
落ち着いたイエローのシャツとベージュのスカートを合わせた、秋らしさを感じるコーデ。インナーとシューズを白にして爽やかにまとめているのがポイントです。肌寒さを感じたらシャツのボタンを留める、暑いときはシャツを脱ぐなど、温度調節ができるのもシャツコーデの魅力です。
【使用したアイテム】
シアーブラウスを使った抜け感コーデ
透け感があるアイボリーのレースブラウスと、ベージュのセンタープレスパンツを組み合わせたコーデです。ほど良く透けるレース素材によって抜け感を演出しています。着こなしが難しいと思われがちなワントーンコーデも、異素材のアイテムを合わせると立体感が出て洗練された雰囲気に。足元をサンダルにすれば重くなりすぎず、夏服から秋服へ自然に移行しやすいでしょう。
【使用したアイテム】
ロングカーディガンを使った秋色コーデ
脱ぎ着がしやすく秋口にぴったりなネイビーのトッパーカーディガンに、マスタードのトップスとベージュのパンツを合わせた秋らしいコーデです。
カーディガンの下をマスタードやベージュといった秋色の組み合わせにすることで、カーディガンを脱いでも、涼しげでありながら秋感を出せます。同じ秋色でも、重めの色と軽めの色をバランス良く組み合わせれば、おしゃれ上級者のコーデに仕上がります。
【使用したアイテム】
秋感満載!大人女性にぴったりの秋服コーデ
気温が下がり秋が深まってきたら、秋らしい素材のアイテムを組み合わせて、思いっきり秋服コーデを楽しみましょう。秋真っ只中に着たい、大人女性にぴったりのコーデを紹介します。
ギンガムチェック柄のワンピースを主役にしたコーデ
ギンガムチェック柄のワンピースを主役にしたコーデ。パンツとレイヤードすれば、秋の寒暖差対策もばっちりです。レイヤードすると着膨れが心配になる人もいるかもしれませんが、首・手首・足首の「3首」を見せて細い部分を強調すれば気になりません。
【使用したアイテム】
カーディガン×ワイドパンツのモノトーンコーデ
グレー・黒・白の3色でまとめたモノトーンコーデです。シンプルなカラーでまとめれば、簡単におしゃれな秋コーデが完成。体温調節がしやすく着回し力抜群なカーディガンは、秋コーデに欠かせないアイテム。ローゲージならではのざっくりとした網目は優しげな印象を与えます。コーデのメインアイテムとして着用すると、一気に秋仕様のファッションに仕上がります。
【使用したアイテム】
マニッシュなデザインの2WAYジャケットが秋らしいコーデ
マニッシュなデザインのジャケットが秋らしさを感じさせるコーデです。白と黒でまとめることで、大人の女性に似合うシックな雰囲気に。落ち着いた色の組み合わせですが、スッキリとしたシルエットで華やかな印象を与えます。
ボタンを外すとバックデザインが印象的なショート丈ジャケットに。色々な着回しのできるデザインアイテムです。
【使用したアイテム】
秋に大活躍のニットベストを使ったコーデ
モスグリーンの天竺ニットベストと、アイボリーカラーのパンツをあわせたコーデ。サンダルは黒をセレクトし、秋らしくシックなトーンでまとめています。ニットベストは袖口の中綿パイピングがポイントに。インナーを変えることで夏から秋にかけて長く着用可能。パンツは上品なジョーゼット生地で、深く入ったスリットがおしゃれです。
【使用したアイテム】
アイボリーカラーの天竺ニットベストと黒のテーパードパンツ&ローファーをあわせたコーデ。落ち着いたトーンのニットベストが秋らしさをプラスしています。インナーで色味をプラスしたり、アクセサリーを変えたりして遊んでみるのもおすすめ。前後差がある着丈なので、腰回りが気になる女性でも手に取りやすいアイテムです。
【使用したアイテム】
▼「&est STYLE(アンドエストスタイル)」の商品一覧はこちら
秋服は気温を目安に取り入れよう
最高気温が25度未満、最低気温が20度以下といった気温が、秋物を取り入れるタイミングの目安です。小物や柄、素材で徐々に秋感を取り入れると良いでしょう。今回紹介したコーデも参考にしながら、今年の秋こそ、季節を先取りしたファッションを楽しんでみませんか。
9月に何を着れば良いか悩んでいる人はこちらもチェックしてみてください。