こんにちは!「&est編集部」の田城です。
睡眠の質を上げるために重要な生活習慣は入浴と朝の日光浴です。そこにアロマを取り入れることで更に睡眠の質を上げられることはご存知でしょうか。本記事では睡眠と入浴、日光浴の関係、それぞれのシーンでおすすめのアロマを紹介します。
目次
日光浴と入浴で睡眠の質が上がる
質の良い睡眠とは、レム睡眠とノンレム睡眠が正しく移行している睡眠のことです。
レム睡眠とは身体は眠っているけれど脳は起きている状態、ノンレム睡眠とは身体と脳の両方が休んでいる状態です。
本来レム睡眠とノンレム睡眠は自然に移行しますが、体内時計や生活習慣が乱れてしまうと、上手く移行できず睡眠の質が下がってしまいます。
乱れてしまった体内時計、生活習慣を正すために最適なのが日光浴と入浴、アロマです。
日光浴と睡眠の関係
人間の体内時計は24時間よりも長くできているので、毎日調整しなければ少しずつ後ろにずれてしまいまい、入眠時間が遅くなってしまいます。
その体内時計を調整できるのが日光浴です。朝起きてすぐに日光を浴びることで体内時計がリセットされ、同じ時間に入眠できるようになります。
入浴と睡眠の関係
人間は体内の温度(深部体温)が下がると身体と脳が自然と休憩モードになり、急速に深部体温が下がると入眠しやすく、深い眠りにつきやすくなります。
深部体温を急速に下げるために有効なのが入浴です。湯船につかり深部体温を一度上げると、入浴後に深部体温が急速に下がり深い眠りにつきやすくなります。
アロマと睡眠の関係
ストレスや外部からの刺激(スマホやテレビ)によって交感神経が優位になっている興奮した状態から、副交感神経が優位なリラックスした状態にすることで眠りにつきやすくなります。
アロマの香りが自律神経を司る「視床下部」やホルモン分泌に関わる「下垂体」に直接働きかけることで、副交感神経が優位になり心身共にリラックスした状態になります。
それぞれのシーンに最適なアロマ
香りは脳に直接届き、自律神経やホルモン分泌、感情を司る機能などに働きかけます。香りを嗅ぐことで心身のバランスを調整できるということです。
アロマの香りによって「リラックス」「明るい気分」「集中力を高める」など、効果は異なるため、睡眠や入浴、日光浴におすすめのアロマをそれぞれ紹介します。
日光浴におすすめのアロマ
朝の日光浴におすすめのアロマはスッキリとした香りで、リフレッシュ効果や交感神経を優位にさせるものがおすすめです。
ペパーミント
ペパーミントは鼻を通るスッキリとした清涼感のある香りが特徴的なアロマです。ペパーミントに含まれるメントールが脳を刺激し目覚めを促します。また、メントールは幸せホルモンとも呼ばれるドーパミンの分泌を高めてくれます。
ユーカリ
ユーカリの葉から精製されるアロマは、鼻を抜けるシャープで刺激的な香りが特徴です。ユーカリの香りにはリフレッシュ効果があり、爽やかな朝の日光浴にピッタリです。
ローズマリー
ローズマリーは爽やかで刺激的なハーブとしての色が強い香りです。ローズマリーには気分を高揚させる効果があるので、憂鬱さを吹き飛ばしたい朝の日光浴に最適です。また、ローズマリーには交感神経を優位する効果があるので、脳を活性化させるといわれています。
入浴におすすめのアロマ
入浴時にはリラックスを促すアロマや、ストレスを緩和するアロマなど、その日のメンタルに合わせてアロマを選ぶことをおすすめします。
ラベンダー
ラベンダーの香りは交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があり、睡眠前の入浴にピッタリです。またラベンダーの香り成分には、鎮痛作用がある酢酸リナリルが含まれており、 香りを嗅ぐことで怪我や慢性的な頭痛、生理痛などを和らげる効果があると言われています。
ローズ
ローズの華やかな香りには鎮静効果がありストレスを緩和してくれます。また、ローズの香りは、スキンシップによって分泌が増える幸せホルモン、オキシトシンの分泌を促し、幸福感を高めると言われています。
ベルガモット
ベルガモットの爽やかな香りは不安や緊張、イライラを和らげます。また、 ベルガモットに含まれる酢酸リナリルやリナロールには神経バランスを整え、精神を鎮静させる効果があると言われています。
睡眠の質を上げるアロマ
睡眠時のアロマは、副交感神経を優位にさせるものや、リラックス効果があるものの中で、好みの香りのものがおすすめです。
マンダリン
マンダリンは柑橘系の果実で、アロマはミカンような甘く芳香な香りがします。オレンジよりも甘く繊細な香りです。他の柑橘系と同じく、鎮静作用がありストレスや疲れを緩和して明るい気持ちにしてくれます。
ヒノキ
ヒノキの清々しい木の香りは森林浴をしているような気持ちにさせます。香りに含まれているαピネンには副交感神経を優位にさせ、リラックス、疲労回復や安眠促進などの効果があると実証されています。
ゼラニウム
ゼラニウムはローズのような華やかな香りとグリーンの香りを併せ持ち、グリーンフローラルとも呼ばれています。ゼラニウムの香りはエストロゲンに作用すると言われており、女性特有の不調や心身のバランスを整えてくれます。
アロマグッズなどアロマを取り入れて睡眠力をアップする方法はこちらの記事で紹介しています。
心地よい睡眠時間に最適な&estスリーピーアロマミスト
日光浴や入浴は睡眠の質を上げるために有効ですが、いきなり生活習慣を変えることは難しいです。まずは手軽に始められる入眠時のアロマをおすすめします。
アロマセラピスト監修のもと、心地よい眠りのために作られたのが「&est」の「アンドエスト スリーピーアロマミスト」です。枕や寝具にワンプッシュするだけで、心地よい睡眠時間に最適な香りが広がります。
フューチャードリーム
マンダリンをベースに柑橘系のアロマ中心で調合されたフ-チャードリームは瑞々しく爽やかな香りです。柑橘系のアロマはストレスや疲れを緩和してくれるので、気持ちをリフレッシュしてくれ、穏やかに眠りに導いてくれます。
モーニングムーン
ヒノキやサイプレスなど樹木系のアロマをベースにしたモーニングムーンは森の中にいるような心地になれます。αピネンには副交感神経を優位にさせる効果があることが実証されており、睡眠前のリラックスタイムにピッタリです。
サムシングブルー
ゼラニウムをメインに調合したサムシングブルーは、華やかで開放的な香りです。ゼラニウムは心身のバランスを整え、ストレスを軽減させ、疲れた心と身体を解放し心地よい眠りに誘います。
新しい生活習慣とアロマで睡眠の質を上げる
入浴や日光浴、アロマを取り入れることで睡眠の質は上げられます。
入浴や日光浴で心身のバランスを整え、アロマで疲れた心と身体を癒すことで、良質で深い睡眠を手にいれられます。
ぜひこの記事を参考に睡眠の質を上げてください。